PATRIK TIMES私は現代に生きるスナフキン、またの名をフキンシンという。アブサン飲んで、グッド・バイ。 

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 音楽ブログ バンド活動カテゴリーへ
では、グッド・バイ。
<スポンサードリンク>


(記事編集) http://patrikeiji.blog37.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑

連続不定期小説第一話『賽の河原』

   ↑  2009/04/11 (土)  カテゴリー: 小説
「陳腐って好きよ。
だって、気持ちいいじゃない?」

テレビに写る女性が、そう言っているのを聞いて、私は、彼女のことを思い出した。


彼女は、不思議な人だった。

旅行先でのことだった。
彼女は、ちょこり、ちょこりと塀の上を巧みに歩く猫のように、河原の小石を飛び移っては飛び移り、いつの間にか向こう岸までたどり着いていた。
川の向こう側に見える彼女の姿は、昼の陽光に包まれ、幻想的に煌めいていた。

私は、程無く、恋に堕ちた。
何かが始まるということは、その終末が生まれるということで、私は既にその深淵の底へと、飲み込まれはじめていたのかもしれない。

愛や恋の定義はよくわからないが、自分はその時確かに、恋に「堕ちた」。
そんな風に感じたのだ。

彼女を追って、川を渡る。時折、苔むした石がぬめり、転げ落ちそうになる。恋とは、馬鹿のみ為せる業だ。

ようやっと、向こう側へとたどり着いた時には、彼女はもういなかった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
続く
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 音楽ブログ バンド活動カテゴリーへ
では、グッド・バイ。
<スポンサードリンク>


FC2スレッドテーマ : 自作連載小説 (ジャンル : 小説・文学

(記事編集) http://patrikeiji.blog37.fc2.com/blog-entry-17.html

2009/04/11 | Comment (0) | Trackback (0) | このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑

Comment

コメントを投稿する 記事: 連続不定期小説第一話『賽の河原』

こんにちは。気軽にコメントを、残していって、くださいね。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開するナイショ仕様)
 

Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。