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最高のライブイベント、最低のライブイベントとは。ブッキングライブを徹底的に科学する。

   ↑  2011/05/13 (金)  カテゴリー: コラム
今日は、バンドマンとして、ライブイベントの裏話をしようと思う。結論として、より面白いライブイベントを構成するにはどうすればいいのか、といった前向きな答えを導き出していこうと考えこの記事を書いた。
非常に長ったらしい内容の濃いブログになるので、時間がある時にでも読んでほしい。このエントリーをはてなブックマークに追加

インディーズで何回かライブに出てみて、本当にいろんなライブがあるな、と思う。
クソみたいにレベルが低いバンドばかり出るファッキン退屈なイベントもたくさんある。
そういうレベルの低いイベントがたくさんあることが、ライブハウスのイメージそのものを悪化させ、
「ライブハウスに行く」
という文化を腐らせているように思う(ZEPPやO-EASTなど大きなハコは別)

「週末にクラブに行く」
文化は根付き、毎晩のようにATOMやVUENOSが盛り上がっているのに、何故ライブハウスは盛り上がりに欠けているイベントが多いのか?

悲しいことだが、
小さなライブハウスでのライブは、
・出演バンドのレベルが低い
・出逢いがない
・知らないバンドを見る時疎外感がある
というイメージが根付いてしまっているからだと思う。

実際自分も、バンドを始めてから勉強の意味も込め結構な数のライブを見たが、
つまらないイベントがかなり多いように感じた。
見に行っても、ほんとにただ曲を5曲ぐらいやって、はい、次のバンド、はい、5曲。
ヘタクソだし、何も心動くものも無し。
金の無駄だと感じるだけ。

みなさんも、そういうイベントに呼ばれたことがあるかもしれない。
「知り合いだから見に来たのに、なんだよ、出てるバンド全部クソじゃん。こんなんだったらクラブ行ってナンパすりゃよかったぜ」
そしてリピーターは減り、文化は根付かなくなる。

その原因の一つに、ブッキングライブの抱える根本的な問題があると俺は思う。
今回は、そうした問題の起こる原因や暗い裏話と、一方で良質なイベントもあるという明るい側面と、両方見せていこうと思う。このエントリーをはてなブックマークに追加




クソブッキング会社の利益構造が生むクソイベントの数々


ライブハウスはなるべく自主企画やライブハウス企画を入れたいと考えている。
何故なら、大抵自主企画の方が、企画者が本気で盛り上げ本気で客を呼ぼうとするし、客に一体感が生まれやすいため盛り上がり、面白いイベントになりやすいからだ。ライブハウス企画の場合は、ライブハウス側の趣味で行われれることも多く、出演者とハコ側で親身になりやすい。
それに、ワンマンなんかは、実力のあるバンドがやることが多いし、そのバンドを好きな人が集まるために盛り上がるし、何より出演バンド数が少ない分キャンセル等の連絡がめんどく臭くなくて済む。ハコにとってはいいことずくめだ。

だが、老舗の有名ライブハウスはともかく、自然と応募が殺到するようなハコでない限りは、自主企画やワンマンだけではハコのスケジュールが埋まらない。
稼働していない日はただ赤字になってしまう。

そういうわけで、そういうバンドからの応募が殺到しないハコは、なんとか空きスケジュールを埋めるために、ライブハウスがブッカーを雇ったり店長が頑張っていろんなバンドを誘ったりするわけだが、それだけでは追いつかないことが殆ど。決して多くは無いスタッフで毎日毎日企画を練ってバンドを呼んで連絡を取り合って全てのスケジュールを埋めるのは、ほぼ不可能だ。

そういうわけで、
「代理ブッキング会社」
に頼む必要性が出てくる。

この代理ブッキング会社の利益構造は、推測だが、多分こうだ。

「ホールレンタル料一日10万円」
のライブハウスで、レンタル料を払い。たとえば7月1日にライブを予定する。

現在は5月なので、7月までにバンドを4~6組ぐらい、1バンドあたり「チケット代2000×15人分」のチケットの最低保障料金を設け誘う。これがいわゆる、ブッキングライブの「ノルマ」というやつだ。

もう頭のいい人は理解できていると思う。
2000×15=3万円、それが4バンドで12万。ホールレンタル料が10万なので、12万の利益から10万を差し引いて、2万の利益がブッキング会社の利益になるわけだ。

出演バンドが増えれば増えるほど、料金は上がる。
大体一回の出演あたり30分で、リハーサルもあるので、どのイベントでも平均5バンドくらい出演する。
5バンドだと15万。

クソなブッキング会社の場合、この最低保証分の利益だけで十分なので、バンドが何人集客しようが関係ない。とういう考え方でブッキングする。(チケット代50%バックとか設定している企画の場合は、ノルマ以上客が来た場合、たとえばチケットが2000円だとしたら、1000円×客数分更に利益が増えるが、それに期待している企画者は殆どいないと思う。)

とにかくバンド数を集めるためにスパムのようにmixiやmyspaceでメールを送りまくる。
ライブを何度か経験したことのある賢いバンドや、もっと魅力的なイベントによく誘われるような実力や人気のあるバンドは、こうした客を無視したイベントの出演は断る。
結果、事情の知らない新人バンドが集結し、糞なライブイベントが生まれる。

出演時間30分というのはとても短く、目当てのバンドを2000円払って見に来て、30分だけ。
しかも他のバンドがクソ。

となると、見に来た客からしたら地獄


大していい場所でもないのにノルマが無駄に高かったり。小さいハコで出演者5~6バンドいる癖に、出演に3万とか払わせるのは、異常だから!新人バンドでも、無料か1万ソコソコで出られるハコあるから!
そういうイベントの時は、ホール料金を見て計算してみるといいかもしれない。
バンドをしている人、そういうイベントにはくれぐれも気をつけるように。
そういうスパムみたいなメールが来ることがあるけど、最近は返事もしない。シカト。

だが、そういうクソブッキング会社だけではなく、
面白い工夫のこらされたイベントを企画しているところもいくつかある。

ライブハウスや良質なブッキング会社は、色々な工夫をして施行錯誤を頑張っている。
そういう工夫の数々を紹介していこうと思う。

客が楽しめる工夫が凝らされたイベント


[出演バンドの厳選]
出演バンドのパフォーマンス・レベルというのは、客の感じる楽しさに一番ダイレクトに伝わる部分だ。
例えば6000円でも、プロの最高のパフォーマンスが見られるなら、殆どの人が満足できるだろう。
そういう意味でも、レベルの高いバンドをなるべく出演させたいところ。

ただし、出演バンドにとって魅力がなければ、なかなか引く手数多のバンドの出演はない。
そこで、そうしたレベルの高いバンドには特別にチケットバックを高く設定するなどして呼び、
そうしたバンドをヘッドライナーとして呼ぶ。そういうバンドは集客力があるので、ホールは賑わい、ホールが賑わうことで、イベント全体も楽しいイメージになりやすい。

また、他のバンドにとっても、ヘッドライナーがいる場合客を呼びやすく、全体的に人数の多い盛り上がったイベントになりやすい。この、「レベルの高いバンドを出演させる」ことができるか否かが、そのブッキング会社やライブハウスの腕の見せ所といっても過言ではないし、来た客が楽しめるか否かに最も関わってくる点だと思う。
非常に重要。

[集客力・実力のあるバンドを出演させるための工夫]
出演バンドにとって旨みのあるイベントをつくることで、出演したがるバンドを増やし、よりレベルの高いバンドを厳選しやすい環境をつくろうと考えているところもある。

例えば、
「無料でライブのビデオ撮影」
「フライヤー作成」
「フリーペーパーへの掲載」
「高いチケットバック」
「ラジオ出演」
といった+αのものもあるし、
ハコそのもののメリットとして、
「より大きく有名なハコへの紹介」
「音響・証明がいい」
といったものもあるように思う。

そうした旨みが用意されているイベントは、バンドとしても、出演したいと思える。

[出演バンドのジャンルの厳選]
出演バンドの厳選とは似通ってくるが、ジャンルの厳選も重要になってくると思う。
今の時代単ジャンルの音楽なんてのはないし、ポップとロック、ジャズとロックとか色々混ざっていて当然だと思うが、中にはかなり相性が悪く、客が盛り下がるようなジャンルのマッチアップもあると思う。

例えばだが、「ジャニーズを見に来た客」が、「ニルヴァーナなどのグランジバンド」を見た時に、どう思うだろうか?おそらくものすごく盛り下がるだろう。逆もまたしかり。出演バンドとしてもテンションが下がる。
ジャンルを厳選することで、ポップバンドとグランジバンドがマッチアップするような恐ろしいブッキングを防ぐ工夫も時には必要だろう。そのため、呼ぶバンドを厳選する。

単ジャンルに限定してブッキング、ということではなく、相性の最悪なブッキングを避けるためにも、この努力は必要だと思う。真剣に音楽を感じにきて、音楽がオマケのようなチャラいバンドを見させられたり、かっこいい男を見に来て、ダサい服でメガネが歌うようなロックを見せられたりした時の客の絶望感といったら言葉にならないほどだろう。

[チケット代を安く設定する]
2000×10枚の最低保証ではなく、チケット代を1000×20枚で設定する。というような工夫。
そうすることにより、客の来る敷居を下げさせることができる。
自分たちが昔出演したWild Side Tokyoでは、500円ワンコインライブ、なんてのがあったりした。
自分も一度ワンコインライブを見に行ったことがあるが、500円+ドリンク代500円を出して余りある楽しさを得ることができた。確かバンドに課すノルマも殆どない企画だった。要は、新人バンドにオススメ。

価格設定に関しても、よく考える必要があると思う。あのColdrainでさえ3000円前後でライブしているのだ。
2000円分の満足を与えるにはどうするか考えるのもかなり重要なことだとは思うが、
価格そのものの見直しというのも、集客のためには重要な考えだと俺は思う。

一度安くすると、次回から呼びづらい、というバンド側の意見もあるだろうが、経験の浅いバンドの場合、
お試し価格、という形で、初めはこういうイベントを中心に出演するのも手だと思う。
少なくとも、客が必要以上にがっかりすることは減るだろう。
まず、俺が客だったら、ライブ経験すら積んでない新人バンドに2000円払う気にはなれないな。

[+αのサービス内容を用意]
例えば、スナック菓子やおつまみを無料で席に用意、転換DJを用意(これは、テンクイミュージックが行っている時があった)したり、ドリンク2杯目から300円とか、廉価の飲み放題コースを用意するだとか、そうしたライブ以外のサービスで顧客満足度を上げようという工夫を考えているイベンターも多い。

また、ライブハウスによっては、当日出演するバンドの曲をオムニバスCDにして無料で配布するなどの試みをして、来ている客の満足度を上げようという試みもしている。

[出演バンドのレベル向上を図る]
出演バンドと親身になり、出演の度にライブの問題点をフィードバック、改善していくことでよりレベルの高いバンドに育てていく。ハコとして店長が色々感想を言ったり、そういうのも多いと思う。

ただ、その出演者をリピーターにするような魅力的なイベントでなければ、駄目だと思う。
何度も同じバンドをリピーターとして出演させて育てることで、結果的にそのブッキング会社のイベント全体のレベルを向上させる、という仕組みを目指す。

------------------------------------------------------

自分がこれまで目にしてきたのは、以上のような工夫かな。
他にも、芸人やアイドルをMCで呼んだり、開場時間の後に出演バンドでコントしたり、オリジナルのカクテルを用意したり、そういう工夫をしているところもあった。
自分のバンドには合わなかったけど、頑張ってるなぁとは思ったな。

ただ、そういう+αも大事だとは思うけど、自分が最も重要だと思うのは、出演バンドのレベルの高さと、集客。
人が多ければ多いほど、
やっぱり来た人は楽しめるもんだと思う。お祭りとかディズニーもそうだけど、空いていればいるほど孤独を感じやすく、混んでいると、その分共有感が増す。音の最悪な東京ドームライブのよさはそういうところ(共有感)だと思うし、客の多さは最重要。

ってわけで、失敗したくないなって人は、やっぱいいバンドが来るハコ、いいバンドが出てるイベントに行けば間違いはないと思う。いちいちブッキング代理会社に頼まなくてもバンドが殺到するような良質なハコもあるわけで。そういうハコはオーディションライブなどの審査厳しいところが多いんだろうけど、その分いい企画も多いイメージがある。

しかし、現状、いいバンド、いいライブハウスそのものが、かなり少ないんじゃないか?と思う現状。その問題点を上げてみようと思う。

バンドブームが生んだ、レベルの低い素人バンドとライブハウスの乱立


90年代初期、バンドブームが起こっていたと思う。ラルク、グレイ、シャムシェイド、LR、ゼリ→、ラクリマ、黒夢、ルナシー、マリミゼ、ムーンチャイルド、ルカ、ハイスタ、ブルーハーツ…ジャンルも幅広く、いろんなバンドが世に出ていたと思う。

その頃のライブハウスってのは、多分、今ほど数は多くないけど、どの出演バンドもソコソコレベルが高くて、イベントやっても自然といいバンドが集まって、
「このハコに行くといいバンドが見られる」
ってイメージもまだあったんじゃないかと思う。
いい新人が出てきたらハコ企画である程度育てた後に前座でやらせて、んで、どんどんバンドが成長していって、大物になってきて、今度また新人が出てきたらそこの前座をやらせて。
少数精鋭の状態だと、そういった、「バンドが育つ」仕組みもすごく作りやすい。

ライブハウスの数が少なく、地域のバンドが集結するわけだから、スケジュールに空きなんて出るわけもない。だから良質なイベントが続く。そしてそれを見に来た客も満足できる。
客が集まるからハコも利益回収できるし、ノルマも無しか少なくて済む。ドリンク代とチケットバックで経営は回る。バンドにとってもハコにとっても理想的な状況なわけだ。
こういう仕組みで成り立っていたのが良質なライブハウス。

そういう大物バンドやライブハウスが多くの人間に影響を与えた結果、そのバンドにあこがれた世代がどんどんバンドを組み、素人バンドが乱立する。バンドの総体数は激増する。
結果、
「バンドの数に対してハコが足りない」
ってなことになる。

そんで、ライブハウスが乱立する。
ライブハウス(wikipedia)
↑特に都内。乱立しすぎ。既にいくつか潰れているみたいだけど…

ここで乱立したハコの多くが、クソ・ライブハウスだと自分は考えている。

乱立した結果、スケジュールに空きが出てくるようになる。
しょうがないから、片っ端から募集をかけて、空いたところに適当に素人バンドをぶっ込む。
何も企画がない日は丸々赤字なわけだから、当然そうするよね。

素人バンドは客を呼べないから、とりあえずスケジュールを埋めても、経営は厳しくなってくる。
そこで、バンドにチケットノルマと称してハコ代を払わせる。
はい。
ノルマを払えばどんなクソバンドでもライブができる状況
完成。
ハコからしたら、客が来なくてもとりあえず金はもらえるし、万々歳だよね。
要は金を払っての公開オナニー会場の完成ってわけだ。

スケジュールを埋めるためだけに呼び寄せられた素人クソバンドが集まる企画に客は満足できるはずもなく、リピーターやハコに通う人は減る。
そういうのに呼び寄せられる素人バンドはとりあえずノルマを払えばライブはできるけど、来た客は楽しめない状況だから、全体的に素人バンドやライブハウスのイメージ自体まで悪化してしまう(ZEPP等大手のデカイハコは別)

こうした状況なので、音楽と酒が好きで初見の人が集まるライブハウスというのは、殆ど存在しなくなる。

今経営が危ういライブハウスが多いらしいが…
「とりあえずブームに乗ってライブハウス作った。
けど知名度無いし他にも魅力的なハコがあるせいか、スケジュールが埋まらないから、どうでもいいバンドにノルマ課して客無視してなんとか経営しているよ、というクソなライブハウスは、当然賢いバンドや引く手あまたの実力あるバンドには避けられるので、ショボバンドしか集まらない。
でもショボバンドは客集まらなかったりしてすぐ解散するし、そもそもそんなコンセプトのハコにリピーターは集まらないから、ハコにどんどん人が集まらなくなり、スケジュールが埋まらなくなる。
ライブハウスは殆どが毎月家賃が発生するし、PA、照明の給料も賄えなくなる。
結果、赤字経営になってくる。」
こういう仕組みなんじゃないだろうか。

素人バンドが練習できる場があること自体は、需要と供給のことを考えるといいかもしれないが、はっきしいって客を呼んでまでオナニーする必要があるのか?というのは疑問だ。初見で行く人が観たら泣けるし、呼ばれた人にとっても悲劇だし。
ライブ経験を積む練習が必要、ということであれば、
「ライブハウス風スタジオ」
という形で、全てライブハウス風にそろえたスタジオ(客席やバーカウンタは当然ない)で、格安で擬似ライブハウス的に訓練してもらう場所を用意して、ションベン臭いバンドにはそこでまず経験を積んでもらってからライブに出演してもらう仕組みを作るとかどうかね。
普通のスタジオとライブだと、全然違うんだよね。モニターの返しとかPAさんとの兼ね合いとかリハとか。

それか、
「ライブハウスミシュラン」
という形で、ハコをランク付けしちゃえばいいんじゃないだろうか。

んで、ライブハウスの入り口に「★★★★★」「★★★☆☆」ってな具合で掲示する。
ライブハウスミシュランのサイトを見れば、客側と出演側の評判、その日のイベントが全てわかる。

うん。これって需要あるね、きっと。
出る側がハコをもっと厳選するようになれば、いいハコの倍率はもっと増えるし、駄目なハコは淘汰されていくし、見る側にとってもわかりやすい。

チケット2000円の価値


適当なブッキングに呼ばれて出演するバンドは、オナニーに2000円払わされる気持ちになったことあるのかね。
どんだけナルシストなんだ。(過去を振り返り反省)

もちろん、1500円のイベントや、1000円のイベントもあるし、有名バンドで3000円、超有名になってホールもでかくなってくると、6000とか8000円もあるけど、大抵のインディーズライブって2000円だね。

俺自身バンドをやっていていろんなライブ見てきて、やったりして
2000円って高いよなぁ。ワンドリンク足したら2500円。

高杉。

と思うことが多い。



2500円で何ができるか考えた時に、
「カラオケ歌い放題」
「酒飲み放題」
「ランチでフルコース」
「ダーツやり放題」
「漫画喫茶6時間くらい→ワンピース10巻くらい読めちゃう」
「映画一作観ておつり来ちゃう」
まぁ、結構な金額ですよ。なんでもできちゃう。もうちょっと出せば、ホテルで休憩もできるね。笑

大して知らない素人バンドのライブ見るのに、そこまで払えるかね?

と考えた時、じゃあ、どうしたらその値段以上の楽しみを与えるか、考えることが多い。

2000円以上の価値を生み出すってのは、実はとても難しいことだ。

「客が払う値段に見合うだけのイベント」
と、見るに値するパフォーマンス。それってどんなものだろう?

やっぱり、ライブってのは曲を聴きに来るってのが大前提だし、そういう意味でも高いレベルのものを提供する必要がある。ただ、俺はそれだけでは2500円には不十分だと思っている。

イベントってのは、
・ハコ(と、イベンター)
・バンド
・客
で成り立つもので、そのどれもが欠けても成り立たないものだと思う。

なるべく客を楽しませる工夫をしているハコ、イベントに出演することもバンドにとって大事な選択。

というわけで、出演の依頼が来た時点で、どれだけ客のこと考えているイベント、どれだけ客のことを考えているハコなのかな~と空想するのも、バンドにとって大切なことだと思う。

客にとっても、バンドにとっても、ハコにとっても、
Win-Win
の関係が築けなければ長続きはできない。
自分はそう思う。

○○のバンドだけ見にきたよ、というノリはもうやめないか


30分だけのために2500円は、どう考えても払えない。
俺が客だったら無理。

イベントは18時から開始して22時まで、マックスで楽しめてこそだと思う。
はじめからいて、最後まで残る。これが当たり前になるような、一貫したイベント。
これが満足に繋がると思う。

とにかく俺らの時に楽しませればいんじゃないか、他のバンド?知らねえよ。だってどうみてもクソだろ。
そういうノリのバンドはとても多い。

しかし客からしたら、目当てのバンドの30分以外も楽しみたいはずだ。

たとえ合わないバンドとブッキングされても、やはり、最大限来た人を満足させるために、
イベントそのものを盛り上げる努力は必要なんじゃないか?

出演バンドで団結する空気ってのは、結構いいものだと自分は思う。

最後まで満足して残っていたいと思えるようなライブの面白いバンド、良質なバンド、肌の合うバンドと頻繁に共演して、一緒にイベントを作り上げて、協力して盛り上げていける空気。
イベント自体がそうした主旨のものもあると思う。そういうイベントはとても面白いと思う。
自主企画なんかはそういう空気があるんじゃないかな、と思う。

そういう意味で、滅茶苦茶色々加味して準備した上で、そういう
「バンドのためにもなって」「来る客も楽しめる」
ようなイベントを主催するってのも、バンドがやってみるべきことのひとつな気がする。

だから多くのバンドが、ブッキングからはじまり、自主企画、ワンマンとステップアップを目指す形式をとっているのかな、と思う。要は、ブッキングより自主企画の方が、客も出演者も楽しめる空気ができやすいってことだと思う。ワンマンはいわずもがな、「30分」という制限がとっぱらわれるわけで、客にとっては一番のサービスだし。

「ライブ」という固定観念にしばられることなく


バンドでのライブってなると、普通に出演して普通に音楽やって、はい、おわり。
こういうのが基本イメージとしてあると思う。
だけど、もっといろんなかたちがあっていいんじゃないかと、自分は思う。

例えばだけどバンドだけじゃなくて、フォトグラファーの人がスタッフとして自由に参加して、
会場の写真を撮って、それを名前と共にイベントの特設サイトにアップして紹介、そのフォトグラファーの仕事のサイトにリンクして宣伝兼ねてみたり、ゲストで呼んだダンサーの人に曲中自由に踊ってもらったり、転換の空き時間に、パフォーマーの人にパフォーマンスしてもらったり、ニコ生の主にゲストで来てもらって実況してもらったり。そういう面白いこと、もっとライブで実現できるんじゃないかと思う。

そういう文化があってもいいと思う。
だから、ダンサーの人や写真家、サックスプレイヤーとか、絵描く人とか、そういう人はどんどんバンドに連絡してくれたらいいと思うんだけど、全然連絡こないね。ホームページで募集してるんだけど。
なんでポップは基本ダンサーがいるのに、バンドはいないんだろう。前で踊ってたらすごく絵的に楽しいと思うんだけどね。
siberiainfo@yahoo.co.jp
まで連絡くださいよう。

何か一芸ある人は、何かしら一緒に面白いことできると思うんだよね。
無料でライブを観つつ、宣伝するチャンス、人前で活動をするチャンスが与えられる。
これって結構素敵なことだと思うんだけど。

クラブだってダンサーいるじゃん。なんでバンドはそういうのないんだろ。割と前時代的なんだよね。そこが良さでもあるけど。。

打ち上げの重要性


やっぱりライブは単発で終わるとさみしい。
打ち上げで繋がりができてこそだと思う。それがインディーズの醍醐味だと思う。
俺は打ち上げは絶対やるべきだと思う。男女の出逢いだけじゃなくて、その日の満足感の共有だとか、そういう共有感っていうのが、バンドならではのところだと思うし、そういうのが、なんども行きたいライブに繋がると俺は思っている。

出演バンドの仲がよければ、自然と打ち上げは盛り上がるだろうし、そういう意味でも、やっぱり定期的な、同じシーンを盛り上げていけるようなバンドが集まる機会は必要だと思う。それは自主企画だったり、ジャンル企画だったり、そういうのだと思うけど、何より必要なのは惰性じゃなくて熱意だと思う。バンド側のね。


やたら熱く語ってしまった。
夢とか目標とか、そういう熱意がある限り、バンドは進化をつづけていくだろう。
才能も大事だとは思うけど、才能あっても潰れてく人もいるだろうし、バンドってのはいろんなアプローチがあっていいと思う。そのいろんなアプローチを知らないまま解散してくバンドを見るのはつらいね。
音楽的にも、続けることで生まれるものもあると思う。
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2011/05/13 | Comment (4) | Trackback (0) | このエントリーをはてなブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑

Comment


うーん、面白い。

興味深く読ませていただきました。
現在イベント企画というものを勉強中のものです。
とてもわかりやすく、説得力のある文章でした。
今後、参考にさせていただきます。
ちなみに私も大学時代は田舎のちっこいハコでカラーの合わないバンドにまじって音楽やってました。

まめこ。 |  2011/12/14 (水) 11:00 [ 編集 ] No.181


Re: うーん、面白い。

> 興味深く読ませていただきました。
イベント企画って難しいですね!でも、楽しませることというのは、それ自体でかなりやりがいがありますよね。
自分自身、いろんなイベントをみてきましたが、楽しませることって大変だよな~と常々思います。

Patrik Guignol |  2011/12/17 (土) 03:50 No.183


とても参考になりました。

初めまして。
現状のライブハウス事情を鑑み、それを何とかできないかと思い、ライブイベントブッキングサービス『Unity』を運営している黒田啓一と申します。

ブログ、とても興味深く読ませて頂きました。
そして勉強させて頂きました。

現状のバンドにノルマを課す形態に疑問を感じ、
それに頼らない形でイベントをできないかと思い企画イベントも行っております。

ライブというのはその場にいる全員が一体となって楽しむものだと思っております。
そのためには主催者側が工夫して企画しないといけません。

出演者はそれを盛り上げるために精いっぱいパフォーマンスするし、観客はお酒を飲んだり音楽を聞いたりして楽しむ、
楽しみ方は自由ですがその場にいるということが重要だと思っています。

初めての試みで成功するかはわかりませんが
頑張ってみたいと思います。

とても参考になる内容、ありがとうございました!

黒田啓一 |  2013/03/26 (火) 10:46 [ 編集 ] No.436


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 |  2013/11/15 (金) 13:50 No.1245

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