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桜宮高校の体罰自殺問題まとめ。桜宮高校の特異性について

   ↑  2013/01/22 (火)  カテゴリー: コラム
久々に記事を書こうと思う。
今回は現在橋下知事や生徒、学校と様々な組織や個人を巻き込みメディアも揺れている「桜宮高校の体罰自殺問題」について書いていく。このエントリーをはてなブックマークに追加


桜宮高校の自殺問題がどのような事件であったかについては、
さらに明らかになる実態、桜宮高校体罰問題を振り返る(NAVERまとめ)
をご覧になるといいだろう。

事件の経緯の欄に、
12月18日、母親は息子が顧問に叩かれたと述べ鼻が腫れていることを確認

12月19日、母親は顧問に息子をキャプテンから外してかまわないので体罰を止めるよう訴え、顧問は体罰の中止を母親に約束

12月22日の練習試合で顧問は試合中にミスをした生徒の顔を平手打ち

12月22日、母親が体罰の有無を確認すると息子は30~40発は殴られたと話した

12月23日6時半ごろ、自室にて制服のネクタイで首をつった状態で死亡しているのを母親が発見

母親は遺体の腫れた顔を顧問教師に見せながら指導か体罰か質問した。顧問は「体罰です」と認めたが謝罪はなかった

といった流れが載っている。これを見ると、異常性がよくわかるように思う。事前に母親が顧問に訴えているにも関わらず、顧問は体罰を辞めなかった。顧問がしっかりと対応すれば防げた自殺だと自分は思う。

この桜宮高校の体罰自殺事件を追っていく上で参考になると思うので、他の学校の暴行事件等ではどのような結末になったのか見ていくことにする。

教師の体罰・暴行・犯罪
を見ると、実は体罰によるとみられる自殺は桜宮高校の前にも存在した。

1963/9/26、福岡県田川市県立田川東高校男子生徒(高3・17)が、担任教師(25)の体罰の翌朝、自宅倉庫で首吊り自殺。
「先生の仕打ちをうらむ。死んでも忘れない」
など、級友にあてて6通の手紙を書いていた。

この事件では、被害者側が担任教師、校長、福岡県に対して、自殺は担任教師による体罰が原因として、慰謝料と謝罪広告を求めて民事訴訟をおこした。

結果は、1審では福岡地裁飯塚支部が一部認容として懲戒行為の慰謝料だけを認め、福岡県に3万円の支払い命令。「担任教師の懲戒行為は限界を超えて違法」としながら、そのことと自殺との間に因果関係はないとし、懲戒行為の慰謝料だけを認める。懲戒の程度、生徒の非行の程度、その他諸般の事情を考慮すると、慰藉料3万円が相当とした。また教師個人に対しては国賠法一条に照らし責任を問えないとした。

2審では福岡高裁一部認容として懲戒行為の慰謝料だけを認め、福岡県に原告2名各々に60万円の支払い命令。1審を支持。ただし「日頃、必ずしも心服していたわけでもない担任教師から受けた屈辱感、劣等感、その他諸般の事情をしんしゃくすると慰藉料60万円が相当」とした。

3審では上告棄却2審を支持。「違法な懲戒がされるに至ったいきさつや、男子生徒の態度からみて、担任教師は自分の懲戒によって男子生徒が自殺を決意することを予見することは困難だった」として、2審を支持。


生徒が手紙を出しているなど、今回の桜宮と同じようなケースだが、裁判では被害者側にとってかなり厳しい結果となったようだ。しかし50年近く前の事件だが、現在と状況が似通っていて興味深い。
「自殺との間に因果関係はない」
という主張は大津いじめ自殺でも聞いたことがある。手紙というわかりやすい証拠があるにも関わらず、裁判でも因果関係は認められなかったようだ。

また1985/3/23には、岐阜県中津商業高が、竹内恵美さん(高2・17)が、陸上部顧問(46)の暴力的シゴキや体罰を苦に自殺。状況的にも今回の大阪での桜宮高校と似通っているがこちらはどうか。

遺族が「娘の自殺は体罰が原因だ」として学校と陸上部顧問を相手に提訴。岐阜地裁で判決。一部認容。岐阜県に計300万円の慰謝料支払い命令。

裁判では
「顧問教諭の侮蔑的発言は身体に対する侵害と併せて、生徒の名誉感情ないし自尊心を著しく害するものであって違法行為に該当する。自殺という行為は最終的にはその人の意思決定によるものであるから、自殺を決意する可能性があると予見することはおよそ不可能。従って、教諭の違法な言動と生徒の自殺との間には相当因果関係は存在しない」
とした。


これまた裁判では「自殺との因果関係はみられない」という結果になってしまったようだ。被害者にとってはつらい結末だろう。しかし、事件のデータをより詳細に見ていくと、恵美さんは疲労骨折で、医師から2カ月間、練習をしないように診断されていたが、無視して練習をやらせた。「痛いときには練習を休ませないのが本当の思いやりだ」とも言っていたという話も。

これは異常と言わざるを得ない。体育会系の部活ではしばしば、日常では有り得ないような異常性を要求されることがある。特にひと昔前では激しい練習をしているのに、水を飲むのは甘えだと水さえ飲ませないような根性論を説く部活も多かったと聞く。昨今ではそうした根性論は改善されつつあり、たとえば自分のいた部活ではどれだけ厳しい練習をしても水だけは飲ませていたし、怪我をした人は合宿先であろうと無理させず帰らせていた。強豪などでは大学のスポーツ科学を取り入れ筋肉の超回復を考慮してメニューを組み立てたりと科学的トレーニングをする部活もあることだろう。

しかし上記の体罰自殺事件や桜宮高校の部活では、体罰のような根性論を容認する空気が出来ていたのかもしれない。確かにスポーツにおいては根性論や体罰が必要な場面ももしかしたらあるかもしれない。しかし今回の事件では、
「自殺した生徒の葬儀に参列した関係者は「(遺体は)それはひどい状態でした。唇は腫れた上に深く切れていて、 歯茎まで見えていました。体罰なんて言葉で済むとは思えない!!」と話した。 」(“体罰校”在校生が「決定は間違い」(東スポweb))
とあるように、顔に傷が見えるほどに殴られ叩かれたようだ。このケースでは、体罰というより暴行であると訴える人間の気持ちが理解できる。

桜宮高校バスケ部キャプテンの自殺の原因は「体罰」ではない(Yahooニュース)
の記事は、この事件のケースは、体罰という言葉はふさわしくない。いじめ、公開処刑といえるだろう、というような内容でまとめられており、非常に共感できた。

特に生徒自身が親に30~40発殴られたと言っていたという話もあり、それが事実だとしたら、どう客観視しても行き過ぎた暴力であったと言わざるを得ない。

また、

「合宿のときの練習時間は朝6時から深夜2時過ぎまで。数時間の仮眠以外は死にそうな顔で練習していた。当時は、さすが強豪校の練習は過酷だなと思いました」(他校のバスケットボール部OB)
(東スポwebより引用)
とあるように、練習自体もかなり過酷だったようだ。合宿での練習が朝6時~深夜2時というのは、少し常軌を逸しているような気がするが読者のみなさんはどのように感じただろうか。体力や筋力が回復する22時~2時の間に睡眠がとれないと、パフォーマンスは逆に下がりそうな気もするが。

桜宮高校のバスケットボール部が、ここまで過酷な練習やキャプテンへのあからさまな見せしめ体罰をしてまで勝ちたい理由とは何だったのか。学校の評判や対戦成績を上げるためだけに、ここまで異様な現象が起こり得るものなのだろうか。その答えに、この桜宮高校の体育科の置かれた特異な状況がある。

この高校の体育科のおかれた状況の特異性についてわかりやすく述べているページがあったので以下で紹介する。

桜宮高校体育科の異常性


TwitterのTogetterというまとめサイトにわかりやすいまとめがあったので、まずはそちらをご覧いただこう。
【 #体罰 問題】 体罰をブランド化してしまった大阪S高校の根深い病理
知り合いの桜宮高校普通課の卒業生に聞いた話を基に、体育科の置かれた状況について詳しくまとめられている。

ツイートによると、
暴力的体罰は自殺した生徒が所属のバスケットボール部だけでなく多くの部活でも普通だったという。しかしそれが体育科の「ブランド」でもあったという。つまり、「根性はある。打たれ強い」が体育の進学でも就職でも「独特のブランド」だったというのだ。」
複数の運動部で体罰 市立桜宮高校(毎日放送web)という記事にもある通り、確かにバスケットボール部以外の複数の部活でも体罰があったようだ。それが就職や進学に活きるブランドとは驚きだ。

更に引用していく。
今回の入試中止(看板架け替え?)で体育課を受けようとしていた中学生の半分は合格できないだろうと言う。この体育科は大阪のスポーツ進学では「トップ下」の選手の「駆け込み寺」的な存在。技能的に私立に特待生は無理で家庭の経済的にも厳しく公立受験には学力が不足の子が多かったという。

「トップ下」の選手を集め厳しい体罰で「お前らは強くならなければ人生の先がないんだ!」徹底的に鍛え上げ、大会で好成績を収める。それで選手としての道や進学や就職のアドバンテージにする。しかし実業団競技が相次いで廃部・休部になる中、学校や生徒達の危機感は相当なものだっただろうという。

つまりは、通常では能力的経済的に名門に行くことの厳しい人間が、かなり厳しい環境の中無理をすることで結果を出し躍進を目指す場として桜宮高校が機能していたことになる。確かに、同校はスポーツに力を入れていたため、野球部OBには元阪神の矢野燿大氏らなどプロも排出しているそうだ。

「私立大や短大もそうした「ブランド」で推薦枠があり、もしも学校の体質が一変すれば推薦枠もデフォルトに戻る。就職先同じで卒業生もリクルーターとしての立場も消滅する。私大受験や就職を目の前にした3年生が「異例の会見」を開いたのもそうした心理があったのだろうと言う。」
生徒側がわざわざ会見をひらき、明らかに行き過ぎた体罰をしていた顧問の異動にまで反対をしたことに対し、自分は奇異の目で見てしまったが、こうした事情が背景にあったとなれば、それも頷ける。自分の人生が懸かっているということなのだろう。

(中略)体罰の是非論はある。しかし、今回は「体罰」が精神的な鍛錬という領域を超えて、学校の運営・存続、卒業生のブランディング、進路確保の「手段」にされ、それが「隠蔽体質」のベールの向こう側にあったことが問題だった。教育界の自浄能力が削がれた状態では首長が出るしか無かったということか。
体罰が学校のブランディングに、というのは、何ともおかしな話のように感じるかもしれないが、事実、行き過ぎた体罰行為に対し自殺前に家族による訴えが何度かあったにも関わらず学校側が対応すると言いながらも事実黙認していたのには、こうした「結果を出さなければならない」背景があるのかもしれない。現状のまま桜宮が生徒を受け入れたら、再び体罰は起こるだろう。こうした事情をヒアリングし理解した上で、橋下知事は「受験中止」を言いだしたのだろうと推測できる。

当然、駆け込み寺が無くなっては困るという生徒の気持ちはわからなくもない。そうした生徒が、橋下知事による体育科受験中止へ反対しているのだろうと思う。
【体罰問題】大阪市立桜宮高校の生徒・OBの声 まとめ(Togetterまとめ)
によると、受験中止に反発し声を挙げている人が結構いるらしい。

しかし一人の生徒を1日に30~40発殴ったり、日常的に体罰を加えなければ生じない勝利が何を生むのだろうか。学校側は、生徒の精神的な成長についてはどう思っているのだろうか。無理をしてでも結果を出す、ただそれだけのために成り立っていた体育科のように見えて仕方がない。しかしだとしたらスポーツとは何だろうか。

才能のある人間に努力で太刀打ちしようとするならば、その分勉学に身を入れれば、そこそこいい大学に入れるような気がする。それを何としてでもスポーツで結果を出そうとしたところに、桜宮高校の運営上の問題があるように感じた。スポーツは確かに努力も重要だが、それ以上に才能がモノを言う行為だと自分は思う。そしてスポーツで結果を出すということは、才能のある一握りの天才たちに勝たなければならないということで、それはもう努力云々ではどうにもならないことも多い世界だ。それと比べて勉強は、別にトップ10に入らなくても、頑張ってFランクから中堅ランク大学に入るだけでも大きく違う。

もし桜宮高校の体育科に入れなくて人生が終わった、台なしになったと感じている
「トップ下」
の中学生がいるとしたら、それは視野の狭すぎる話だと言わざるを得ない。自分の可能性を見誤り、選択肢を狭めすぎていると思う。いくら頭が悪くとも、中学生ならば、それから高校で努力すれば学力は確実に向上する。芽が出るまで時間はかかるが、スポーツよりも確実に努力が実を結ぶのが勉強だ。そうした選択肢も拡がっていることをまず理解した方がいい。
それでもスポーツで結果を出したいというのなら、名門に行けばいい。経済的に無理なら、特待を目指せばいい。それすら無理なら、スポーツで結果を出すという目標自体諦めることも必要だろう。或いは自分が入れるなるべく強いところで頑張りつつ勉強もすればいいと思う。いずれにせよまだ若いのだから可能性は拡がっていると思う。
受験中止に反対している生徒の保護者も、そうした生徒の持つ無限の可能性についてもっと深く考えて対話するべきだと思う。


以上、桜宮事件についてまとめてみた記事でした。このブログにたどりついた在校生や受験生にとって少しでも力になれたらいいのだが。




その他、最近起こった学校でのいじめや暴行事件について↓

青森山田高校野球部での、「焼き肉殺人事件」


強豪といわれる青森山田高校野球部での、「焼き肉殺人事件」はどうだっただろうか。寮の空き部屋で焼肉をしていた1年生が2年生部員に見つかり数時間暴行され死亡するという悲惨な事件だったが、これは、青森山田高校が強豪だったことも関係しているのか、その次の春のセンバツの出場停止処分のみで、廃部といった処分は無かった。通常の高校の場合年単位での活動停止等の処分があってもおかしくないが(たとえば漫画ルーキーズでは試合中の乱闘事件により無期限活動停止になった)、強豪の場合は大きくその後の人生を左右することもあり処分がよりシビアになるということだろう。

例えば暴行したのは2年生なので2年生が処分を受けるのはともかくとして、年単位で部活動を停止した場合、被害を受けた側の1年生も部活を出来なくなってしまう。青森山田は超強豪高校なので、1年目から部活動を停止されることで、事件の被害を受けた側の数10人のその後の人生が大きく狂わされるという二重の悲劇が生まれることとなる。そうしたことを考えると、処分に慎重になる気持ちは理解できなくもない。

しかしこの事件の場合は、その後
【青森山田】野球部の暴行は1年生の焼肉が原因と発表→焼肉は3年生の仕業と発覚→高校「何も話せない」
のような新しい事実が明らかになったにも関わらず、続報は無くうやむやのまま終わってしまった。

このように高校での暴行事件は処分が曖昧だったり、うやむやのまま終わることも多い。学校側が学校の評判を落とさないために積極的に隠蔽に走る傾向にあることも原因にあるだろう。たとえばこの事件の場合、学校側は医療隊員へ「食べ物をつまらせた」「二年生が一発背中を叩いた」と説明したという話も出ている。当然、隊員が確認しても喉に食べ物は無かったわけで、こうした隠蔽が事件をよりややこしくした可能性は高い。

学校側は評判を落とす、或いは責任問題への発展を恐れるため問題が起こることを極端に嫌うため、最初の説明の際には暴行ではなかった、だとかいじめはなかった、だとかそのような
「ことなかれ的発言」
をよくする。遺族側が、きちんと対応処分しない学校側に不信感を募らせるというのは、よくある話だ。こうした、学校の隠蔽体質は、かの有名な「大津いじめ問題」でもみられた。

大津いじめ事件


滋賀県大津市の中学2年生がいじめを苦に自宅マンションから飛び降り自殺した事件で、生徒は生前、
「死んだスズメを口に入れろといわれる」「毎日自殺の練習をさせられる」などのいじめを受けていたことが判明。

第1回口頭弁論で市側は「いじめはあった」としながらも、「いじめが自殺の原因とは断定できない」と主張。大津市は大津地裁に提出した答弁書で「いつ、誰が、どこでいじめを目撃したのか明らかにするように」「いかなる措置を講じれば自殺を回避することができたか」と逆に遺族にいじめの日時の特定と説明を求めた。←実におかしな話だ、、。

その後学校側が生徒に対しておこなったアンケートの結果が明らかになった。それによると、15人の生徒が「被害生徒は自殺の練習をさせられていた」と回答していたという。また教師は「ヘッドロックをかけられる」「死んだスズメを口に入れろといわれる」「毎日のようにズボンをずらされる」などのいじめを目撃しても、軽い注意をするにとどまったとのこと。 そしてこうしたアンケートの結果を受けても、学校側は徹底して
「いじめがあったとは断定できない」
というスタンスだった。では何故アンケートをとったのか。理解できない。

こうした市や学校や教師の対応のずさんさが火に油を注ぐ結果となり、ネットで犯人の特定作業がエスカレートし、犯人の顔や名前が大量に出回る結果となった。

各所で報道されたいじめの内容は、紙を食べさせられる、、顔にペンで落書きされる、点数の悪い答案用紙を黒板に張られる、全裸にされ射精を強要する、教科書が破られたり、口に粘着テープを張られて羽交い締めに、思い切り肺、おなか、顔を殴ったり、跳び蹴りされる、頭を踏まれる、(いじめたとされる同級生が)あざができたら先生にばれないように伏せさせた、
昼休みトイレでぼこぼこにされる、毎日のようにトイレで殴られる、恐喝した上、親の銀行から現金を引き出し遊ぶ、体育大会で集団リンチ、亡くなる2週間前に殴る蹴る、口の中にハチやカエルを入れられる、万引きしたくないからお金を渡していた、そうしなければ殴る蹴るの暴行、昼休みに毎日、高所からの飛び降り、ロープでの自殺の練習をさせられる、被害者が自殺する直前、加害者らに「死にます」などとメールしたり、電話をしていた、成績カードを破られる、整髪料のスプレーをかけられる、自宅を荒らされ財布を盗まれた、メガネなどの持ち物を壊した、はちまきで首を絞める等凄惨なもので、
一歩学校の外に出たら重犯罪だが、学校内でのこととして
「いじめ」
と表現された。もし生徒が自殺しなかった場合、いじめた側はただ教師に注意されるのみで、何事もなく日常を過ごしたことだろう。そうした処分の甘さは生徒にとって何らプラスにならないと思う。犯罪行為は罰せられるということを、しっかりと教えるべきだと自分は思う。

この事件では更に酷い点があった。
被害者の姉が、泣きながら皇子山中学校の校長や教師に弟がいじめられてると訴えていた(週刊新潮 2012年7月19日号より)また、担任のMがいじめの相談に対して「そんなんどうでもええわ、君が我慢すれば全て丸く収まる」と責任転嫁の発言をしていた(報道・卒業生の証言)、貯金の残高を不審に思った父親が担任に2回にわたって相談。理由は「わからず」、大津いじめ自殺:体育祭(9/29)での暴行、女性教諭が目撃し注意、、こうしたことがあったにも関わらず、学校側の説明は
「いじめに気がつかなかった」
とのことで、こうした対応から市や学校への非難が続出し、社会問題化した。初動で学校や市側が誠意をもった対応をしていれば、もう少し話題は小さくなったはずだ。加害者特定等の活動が盛んになった原因の一つには、いじめの凄惨さ以外にも、学校や教師の対応があまりにずさんであったことにある。後に市側は対応をやや被害者寄りに転換し、一応解明のために尽力するというポーズを見せるようになった。あまりに非難が集中したために対応せざるを得なくなったという言い方が正しいかもしれない。

この事件以降、ネット等では、学校での「いじめ」に対し、いじめという言葉ではなく、学校外と同じように、犯罪行為に対しては暴行という言葉を用いてそのように対応した方がいいのではないか、という論調も目立つようになった。自分もいまはそうした考えをもっている。

犯罪行為は犯罪行為だ。いじめではなく暴行。暴力行為は学校内であろうと学校外であろうと絶対にいけないことであり、内密に処分するのではなく、然るべき処分をすべきだ。処分が無いから増長する。更生は処分の後にすればよい。


桜宮のケースでも、市や学校側はなるべく隠蔽したい、ことを大きくしたくないスタンスだろうが、そうしたスタンスをとればとるほど部外者からの非難は強まるので、しっかりとこれを期に体質改善してほしいと思う。

体質改善の一歩として、
桜宮高校長を更迭へ 民間人登用の方針
というニュースがあった。

外部の人間を登用すること、事件後の対応の早さは、これまでの体罰事件のケースと比べて評価できるポイントだが、自殺前にもっと対応していればと悔やまれるところ。また、裁判では被害者の立場も尊重してほしいと願う。

男子バレーボール部で過去に体罰で停職処分を受けた顧問が、昨年11月にも体罰をしていたことを市教委に報告せずに隠蔽
この学校が異常なのは間違いない。一度停職処分を受けた教師を同じ部活に復帰させるという、学校の体質の異常性も、校長が変わることにより解決されるといいのだが。

↓その他の記事↓
大阪桜宮高校バスケット部員が語る、毎日が体罰に染まるその恐怖

大阪市の桜宮高校の生徒が体育科の体罰教師をかばうワケ…の巻
この事件において、生徒が体罰教師をかばう理由が一番気になるところだったが、その点においてまとめられている。個人ブログ。

桜宮高校体罰自殺事件~入試中止
個人ブログ。

大阪市立桜宮高校体罰事件:橋下劇場にみる「連帯責任」が個人責任を隠蔽し、無責任体制を助長する
個人ブログ。個人的に、教師の個人的な責任を明らかせよ、という意見に非常に共感できた。

続・桜宮高校の体罰問題
個人ブログ。
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Comment


「桜ノ宮介入事件」の顚末が「統廃合の小五の自殺」である。

聖パウロ |  2013/04/25 (木) 12:29 No.532


Re: タイトルなし

> 「桜ノ宮介入事件」の顚末が「統廃合の小五の自殺」である。
あの自殺は本当に残念としかいいようがない

パトリック |  2013/04/26 (金) 03:02 No.534


「桜の宮介入・統廃合の小5の自殺」事件は「地上の「地下鉄サリン事件」(大阪版)」である。

炎上する名無し |  2013/05/14 (火) 13:05 No.605


体罰が自殺の原因で自殺を利用して介入したのではなく、自殺を利用して介入するために体罰を自殺の原因にしたのである。

炎上する名無し |  2013/05/15 (水) 12:24 No.608


Re: タイトルなし

> 体罰が自殺の原因で自殺を利用して介入したのではなく、自殺を利用して介入するために体罰を自殺の原因にしたのである
介入前の学校の体罰容認の空気や体制に問題は無かった、という考え方ですか?
「体罰を自殺の原因にした」という意見ですが、遺族の方は体罰が原因というスタンスですよね?遺族の意見についてはどう考えられますか?

パトリック・ギニョール |  2013/05/15 (水) 12:33 No.609


「桜の宮体罰介入・統廃合の小5の自殺事件」「殺人ガバナンス」「殺人マネジメント」と「横山ノック乳房つかみ事件」とどっちが悪いか。大阪人は乳房つかみの方が悪いらしい。乳房をつかまれた女性と「統廃合の小5の自殺」の母親に聞いてみたらどうか。「ツイッターをするあれての麻原彰興」は乳房つかみを「命丸もうけ」というかもしれない。

炎上する名無し |  2013/05/16 (木) 11:08 No.613


「殺人マネジメント」

両親でも体罰が自殺の原因とは断定できないだろう。
体罰がひどい方が自殺をするとは限らない。
体罰が自殺の原因なら日本列島自殺者だらけだろう。
個々に考えなければならない。

聖パウロ |  2013/05/22 (水) 12:17 No.639


「殺人ガバナンス」

「桜の宮でっちあげ介入事件」の顛末は「統廃合の小5の自殺」事件である。

聖パウロ |  2013/06/07 (金) 11:22 No.730


まず、「統廃合の小5の自殺」の家に行き、土下座しろと言いたい。それをしないなら一切ものを言うなと言いたい。

・ |  2013/07/24 (水) 11:46 No.964


体罰そのものも、「過大」に報道した可能性がある。

・ |  2013/08/06 (火) 11:19 No.1005


橋下のような者がでたら、国民は「統廃合の小5の自殺」の墓をふりかえるべきである。道をあやまらないかもしれない。

・ |  2013/08/19 (月) 13:25 No.1105


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 |  2013/10/21 (月) 13:41 No.1239


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 |  2014/10/13 (月) 19:01 No.1268


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 |  2014/10/13 (月) 19:03 No.1269

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